平成26年6月に成立した改正医療法には、病床機能報告制度の実施や地域医療ビジョンの策定など、今後の病院経営に大いに関わる重要な内容が盛り込まれました。
その一つに、サービス充実の基盤整備を目的とした「医療機関の勤務環境改善マネジメントシステムの導入」があります。医療の高度化・専門化や高齢化社会の進行に伴ってますます増大する医療ニーズ、それを支える医療従事者の確保は重要な課題であるため、できる限り多くの医療機関等において、ＰＤＣＡサイクルを活用した計画的な勤務環境改善の取組が実施されるよう求めたものであり、同時に、こうした医療機関の取組を支援するため、都道府県ごとに「医療勤務環境改善支援センター」を設置するとされたところです。
滋賀県では、改正医療法の施行に合わせて10月１日から、「医療勤務環境改善支援センター」を開設することとなりました。滋賀県（一部は滋賀労働局）から運営委託されます。
“働きやすく、働きがいのある職場づくり”医師や看護師をはじめとする医療スタッフの離職防止や定着促進、医療安全の確保等に向けて、医療分野の「雇用の質」向上のためにご活用ください。

● 滋賀県医療勤務環境改善支援センターの概要
● プレスリリース（2014年9月25日）
　『滋賀県医療勤務環境改善支援センター』を開設します
● 新聞報道（2014年10月１日　京都新聞社）
　「医療勤務の改善を手助け　滋賀県、大津にセンター開設」